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ここではご自身のカロリー消費量の推定値が表示されます。
MacroFactorでは食事内容と体重のデータに基づいて1日のカロリー消費量を推定しています。食事内容から毎日のカロリー摂取量を把握することができます。また、体重の変化は毎日のカロリー収支を反映します。カロリー摂取量からカロリー収支を引くとカロリー消費量を求められるということです。
例えば、1日のカロリー摂取量が3000kcalで、カロリー収支が+200kcalだったとします。この場合、3000kcal − 200kcalでカロリー消費量は2800kcalという計算になります。
MacroFactorでは食事内容を記録するか、連携している外部アプリから食事記録を取り込むので、そこからカロリー摂取量を数値化するのはシンプルです。それに対して、体重の変化からカロリー収支を求めるのは少し複雑になります。体重の変化幅が同じであっても体脂肪は多くのカロリーを含み、除脂肪体重の持つカロリーは小さくなります。
MacroFactorのアルゴリズムでは、ゆっくりしたペースで体重が落ちたり、速いペースで体重が増えた場合には、体脂肪による影響が多いと想定してカロリー収支を計算します。1日単位では100%正確でなかったとしても、記録を続けることでズレを調整し正確な値に近づけることができます。
この計算方法は実際の体重変化と食事内容に基づいているので、現実に即した数値を出せること強みです。例えば、体重や運動量が大きく変化した場合にも計算が大きくズレることはなく、その状況に合わせてカロリーや三大栄養素の目標摂取量を調整することができます。
言い換えると、アプリが提示する目標摂取量そのままの生活ができなくとも、絶えず現実に沿った目標摂取量が提示されるのでアプリが使えなくなることがありません。実際の食事量が少し多すぎたり足りなかったりした場合にも次の週の目標摂取量は、そのときのご自身の現状と目標に合わせた数字が提示されます。
自然な生活の波にアプリ側が合わせられるので、人間がアプリに合わせてロボットのような生活を強いられることがなく、精神的にストレスになりにくい設計です。
MacroFactorは、実際の体重と食事内容のデータを休みなく入力し続けるほど、実生活に合わせて正確な計算ができるようになります。ただ、データ入力に関して唯一注意が必要なのが、1日の食事内容を部分的に入力してしまう場合です。例えば、朝食と昼食を入力して、夕食を入力し忘れると、アプリはうまく対応することができません。実際には夕食を食べたのに入力を忘れたことを把握できないので、アプリは朝食と昼食のカロリー摂取量に基づいてその後の計算を行います。結果として、アプリが提示する目標摂取量がズレてしまう恐れがあります。
毎日食事内容を正確に記録するのがベストですが、それが難しい日には何も記録しないようにしてください。この注意点さえ押さえていただければ、MacroFactorは実生活に合わせて絶えずカロリーと三大栄養素の目標摂取量を調整することができます。